「田中工機株式会社」 (田中 秀和会員)

2015.06.16 Tuesday

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    ビジネスチャンス委員会事業所訪問事業 第7回目は田中 秀和会員です。


    場所856-0802 大村市皆同町15-1
        
    TEL-0957-55-8181
         HP:
    http://www.tnkk.net (改訂中)
         ↓↓大村市HP内で紹介されています↓↓http://www.city.omura.nagasaki.jp/kanri/kanko/miryoku70sen/chi/sehin/4-4.html

    ●事業所プロフィール 

     昭和24年創業、今年で創業66周年を迎えております。田中鎌工業が本家の田中家の鍛冶業を営んだのがスタートです。包丁などは本家とぶつかるので鍬などの農具を作っていました。時代とともにハンドトラクター(耕耘機)が発売され、アタッチメントで取り付ける耕耘ロータリーや爪、車輪などを皮切りに農機へ参入し始めました。父(現社長)が入社し、それまでは完全下請け工場でしたが、自社製品を作る!ということから日本第2位の産地であるジャガイモに特化し、掘取機を開発・製造・販売しました。それからは植付機、茎葉処理機などジャガイモ農家のニーズに応える形で開発してきました。また大手メーカー(クボタ、ヤンマーなど)と共同開発し、OEM供給で製造している機械もあります。企業理念は「私たちは社会に貢献し、社員のものと心の豊かさを向上させる組織」と掲げ、ニーズに応える機械を開発・製造し、農家さんを楽にすること。そしてそれに対する適正利益を頂いて社員に還元する。年間売上目標を設定し、それを超えることが出来れば社員に還元する(決算賞与)ということを、毎年年頭に社員に対して約束しています。




    ●事業内容

     主として農業機械製造・販売を行っています。"主として"と記しましたのは全部が農機ではないからです。田中"農機"でなく田中"工機"としているのは、先入観で"農機だけの会社"と思われないためなのです。事実、長崎は造船のまちなので、三菱重工系の会社より通風孔や客船の棚などの製造依頼もあります。

    基本は農機で、かつ重量作物(根菜類)の機械が多いです。一番作業がきつい部分を楽にしようという社長の理念があります。今は世の中にない、掘り上げた作物を拾い上げる機械を研究・開発しています。




    ↑↑ジャガール↑↑ ナイスネーミングです!

    ●事業所の強み
     自社で開発〜板金加工(プレス・レーザー)、機械加工(旋盤・ボール盤)、溶接、塗装、組立〜販売まで行っています。依頼があればオールインワンで組立製品まで直結して完成させることができます。


    作業風景。

    ライン製造ではなく、一人の作業者が責任をもって完成まで組立てるとのこと。

    フェラーリの製造法と一緒です!

    収穫物や収穫作業者のことを考え抜かれた設計や仕組みには、

    田中工機さんの経験やノウハウの厚みを実感しました。


    工場内部

    ●これからの事業所
    農業業界はこれから…というよりも、すでに高齢化による農家の減少・縮小を体感しています。人海戦術で行っていた農作業がどんどん人がいなくなるので機械化が望まれており、そのような方向性(腰を曲げて作物を拾い上げることを機械化する)で機械開発を行っています。従業員に関しては団塊世代が昨年3名退社しました。引き継ぎは上手くいっていると思いますし、技術継承の部分においていはNC機械(コンピュータプログラム機械)を入れることで、ノウハウをデータ化して保存するということを実践しています。ウチは基本、新卒を採りません。3年くらいしたら辞めるからです。それよりもUターンしてきた30代半ばあたりの方を採用し、前職で培った技術も大いに発揮してプラスαのアイデアや技術を提供してもらっています。

    自社ブランドでアグリ未来創造企業をめざす田中工機株式会社何卒宜しくお願い致します!



    次回はいよいよ、今年度会長である野中哲也会員の「有限会社 野中木工所」です!

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